Yahooニュースで山梨県が男性の育児休暇取得促進の補助金制度など193億円の補正予算成立したとニュースがありました。
[男性の育児休暇取得促進の補助金制度など 193億円の補正予算成立 6月県議会が閉会 山梨]
https://news.yahoo.co.jp/articles/37241c34b523b0ead21f9bc321a4870581705168
おおまかな予算の中身としては、
・人口減少対策費
・男性育児休業取得推進費
・再配達削減費
などあります。
確かに、最近の風潮としては男性も育児に参加する傾向が高まっていると思います。
この中で「男性育児休業取得促進事業費補助金」と「再配達削減推進事業費補助金」についてみていこうと思います。
男性育児休業取得推進費
令和6年度6月補正予算案の概要によりますと、
子どもを産み育てやすい社会を実現するため、男性従業員が育児休業を取得しやすい職
事業内 容 従業員向け研修、業務改善に向けたコンサルティングの実施等
場環境づくりに取り組む中小企業者等を支援する。
補 助 率 1/2
補 助 額 1事業者当たり200,000円
予算:5,000千円
育児休業する男性に給付金を出すよりも、育児休業するための仕組みを改善するための費用のようです。
予算が5,000,000円とのことで、そこまでの本気度はなさそうに見えます。
参考として、山梨県の「女性デジタル人材育成・就労支援モデル事業費」は11,402,000円とのことで、約2倍もの予算がとられてます。
男性の子育て支援よりも女性の社会進出を重視してるように見えます。
再配達削減推進事業費補助金
令和6年度6月補正予算案の概要によりますと、
物流業界の働き方改革に対応した消費者の行動変容を促進するため、市町村が行う宅配
ボックスの購入支援に対し助成する。補 助 率 1/2
補 助 額 1世帯当たり5,000円上限予算:90,000,000円
要は再配達を減らすために、宅配ボックスを設置する補助をしますという内容です。
宅配ボックスとは、留守中でも配達物を受け取るボックスです。
配達員がボックスに荷物を置き、鍵(住人のみ開けれる)を閉めておくことで安全を確保しつつ、配達できます。
この事業の予算は9千万円ですので、かなりの本気度がうかがえます。
再配達は配達員の負担にもなりますし、運転の際のCO2排出にもつながりますし、無駄でしかありません。
ですので、その無駄をなくすために、配達ボックス設置の補助はとても良いと思います。
ぜひ、全国の自治体も続いてほしいですね。
他にも事業の予算がありますが、気になる事業をピックアップしてお届けしました。